〜女性目線で見た「ありがた迷惑」な言動たち〜
最近では、セクハラ・パワハラ・モラハラなど、職場での「ハラスメント」への意識が高まっており、以前よりも快適な職場環境づくりが進んでいる会社も増えてきました。
しかし一方で、自分の言動が“迷惑”になっていることに気づかずにいる男性社員がまだまだ多く存在しています。
この記事では、私自身の経験や周囲で起こった実例をもとに、職場で起きがちな“ありがた迷惑”について女性目線で語ります。
🚗 「車で送ろうか?」にゾッとする
ある日のこと。退勤時間が同じだった年下の女性社員に対して、上司の男性社員が「車で送ってあげるよ」と声をかけていました。
言い方はあくまで“親切風”。でも聞いていた私の内心は「うわ…ありえない」でした。
その女性社員が実際に乗ったかどうかは分かりませんが、おそらく初めてではなかったのでしょう。独身で年の離れた上司の車に乗り、家まで送られる……考えただけでも恐怖です。
好意でも、上下関係がある職場では「断りにくい」のです。
これが“親切のつもりが圧力”になっている典型例です。
🗣️ 雑談を強制しないで!集中の邪魔…
別の例では、隣の席の男性社員。仕事中、しきりにこちらの視界に入ってきて、話しかけたそうな雰囲気を出してきます。
そしてついに、こちらの名字を呼んで、業務と関係ない雑談をはじめます。もちろんこちらは忙しい最中。でも愛想笑いで応じるしかない。
パソコンをカタカタさせて作業に戻る雰囲気を出しても、察してくれない。話は続くばかりです。
話しかけられることが苦痛だということに、なぜ気づかないのでしょうか?
こちらから話しかけることはないことに気付いてほしい☹︎
🤔 共通点は「相手の気持ちを想像していないこと」
上記の2つの行動に共通しているのは、「相手の気持ちを想像していない」という点です。
「親切にしている自分」に酔っていませんか?
「相手も喜んでいるはず」と勝手に思い込んでいませんか?
これは男性に限った話ではありません。年上の女性社員が若手男性社員に対して、同様の言動をするケースもあるでしょう☹︎
最近話題になったフジテレビの問題もそう。上下関係のある職場では、相手が見せる笑顔やうなずきが“本音”とは限らないのです。
👀 その“親切”は、自己満足では?
職場では、「相手が気を遣わずに済む関係性」こそが信頼の証です。
一方的な善意の押し付けや、自分だけの満足で行動していないか、改めて見直してみませんか?
「もしかして、あの時のあの行動も…」と振り返るきっかけになれば嬉しいです。
職場全体が過ごしやすくなるために、小さな“気づき”が大切です。