英検1級2次「惜しい」は錯覚かも

英検1級の面接試験、お疲れさまでした!
私がこの試験を受けたのは2年前のことです。いま思い返しても、あれは本当に大きな挑戦でした。

というのも、私の英語歴は20代から始まったもので、学生時代は英語にほとんど力を入れていませんでした。
短期のカナダ留学(3ヶ月)とイギリスでのワーホリ(約2年)を経て、やっと「英語を学びたい」と思うようになったタイプです。
ちなみに、ワーホリ帰国時点でのTOEICは660点ほど。決して「英語得意です」と胸を張れる状態ではありませんでした。


🎥 とあるYouTuberの「ALL 6・バンド-1」

そんな中、英検の情報収集中にあるYouTuberの方の動画を見かけました。
その方は2次試験で すべての観点が「6点」 だったとのこと。結果は バンド-1
「惜しかった」「もう少しだった」と話しておられ、コメント欄でも励ましの言葉が多く寄せられていました。

ですが、私はそれを見て「本当に惜しかったのかな…?」と思ってしまったんです。


📉「ALL 6」は“合格には足りていない”評価

英検1級の2次試験では、スピーチ・やりとり・語彙・発音という4つの観点で評価されます。
すべてが「6点」ということは、どの観点でも合格水準に届いていなかったということです。

もしどこか一つでも強く評価されていれば、もっと高いスコアになっていたはず。
だからこそ、「ALL 6でバンド-1」は、「惜しい」ように見えて、実はまだ距離がある状態だと私は考えています。



🎯 私自身のスコアと感じたこと

ちなみに、私が2次試験を受けたときのスコアは 8・8・8・7 でした。
ワーホリ経験があるにもかかわらず、「9」が一つもなかったことに、正直少し恥ずかしさを感じています。

大人になってから本気で英語に取り組み始めた自分にとって、英検1級の2次試験はとても高い壁でした。
試験後に「これはダメかも」と思ったくらいで、合格できたのは本当にギリギリだったと今でも思います。

だからこそ、「バンド-1」はやっぱり“惜しい”とは言えない。
「まだまだ実力が足りていなかった」ことを、冷静に受け止める必要があるスコアなんだと思います。

このスコアをお伝えするのは自慢ではなく、むしろ「私も死ぬ気でやってやっとここまで」という参考として受け取ってもらえたら嬉しいです☺︎


🔁 前回と同じ対策では超えられない

「惜しかった」と信じて、前回と同じやり方でまた挑戦してしまうのはリスクがあります。
むしろ、「まだ届いていなかった」と認めて、新しい視点で対策する方が、合格に近づけるはずです。

私も合格に向けては、スピーチ構成の練習、語彙の強化、発音の見直しなど、多方面から準備を重ねました。
それでも合格はギリギリ。
英検1級の2次試験は、それほど厳しいんです。


☕ 無理しないという選択もアリ

もちろん、受験にはタイミングもあります。
忙しさやメンタルの状態を見て、

  • 一度立ち止まる

  • 長期的に準備する

そんな選択も大切です。
「今すぐ受かりたい」ではなく、「自分に合ったペースでしっかりと合格力をつける」。
それでいいんだと思います。


✅ まとめ:数字に惑わされず、本質を見つめて

「バンド-1」「ALL 6」という言葉は、つい“惜しい”という印象を与えます。
でも、英検1級の2次試験は、それほど甘くはありません。

「今回は届かなかった。でも、どうすれば余裕で合格ラインを超えられるか?」
そう考えて、行動に移すことこそが、合格への近道だと思います。

次こそ、本当に手応えのある合格を目指していきましょう☺︎



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