海外留学は語学を学ぶだけでなく、日々の生活を通してその国の文化や価値観に触れる貴重な体験です。わたしはカナダやイギリスでホームステイやシェアハウスを経験する中で、いくつもの「えっ、そうなの?」という場面に出会いました。
今回はその中から、「留学中に気をつけたい文化の違い」を4つご紹介します。
1. ホームステイでは静けさが大切🛏️
カナダやイギリスのホームステイ先では、ドアの開け閉めや足音への配慮が思った以上に大切です。
ある日、ホストマザーに「ドアの音が気になる」と注意されました。家の子どもたちは元気に走り回っているのに?と戸惑いましたが、大人のほうが生活音に敏感なことも多いようです。
小さなことに見えて、こうした配慮がホストとの良い関係づくりにつながります。
2. ホームシックでも部屋にこもりすぎない
留学当初はホームシックで外に出たくない日もありますよね。
でも、あまりに部屋にひきこもっていると、ホストファミリーに心配されてしまうことがあります。
アイスクリームやバーベキューに誘われたら、思い切って参加してみるのがおすすめ🍦
もちろん体調が悪いときは無理せず、「少し落ち込んでいて…」と伝えるのもOK。
逆にそういう正直なやり取りが、ホストとの距離を縮めるきっかけになることもあります。
3. ごま油の香りに注意!?🍳
ロンドンのシェアハウスでごま油を使って料理をしていたとき、ポーランド人のルームメイトから「においがキツい」と言われたことがありました。
日本ではなじみのある香ばしい香りでも、他の文化圏では強すぎると感じられることもあるのだと実感。
それ以来、ごま油の使用を控えるようになりました。
アジア系スーパーでいろいろ手に入る環境ではありますが、料理の香りには注意が必要だと感じました。
4. 「そんなのアリ!?」でも心を広く🧩
これは注意というより、違いを受け入れる姿勢の大切さについてです。
ある日、イタリア人のシェアメイトが「〇〇の部屋のプリンタの紙、少し使ったよ」と笑顔で言ってきました。
「えっ、勝手に部屋に入ったの?」と驚きましたが、彼は悪気ゼロ。
しかもそのカップルはとても親切で、誕生日にはパティシエの彼がケーキを焼いてくれたり、ワインをプレゼントしてくれたりしました🎂🍷
そんな人たちだったから、「まあいっか」と思えました。
特別に困ることでなければ、「文化の違いかな」と柔軟に受け止める心も大事だと感じました。
🌿まとめ
留学生活では、小さなことに戸惑ったり、驚いたりすることがたくさんあります。
でも、それこそが視野を広げ、自分を成長させてくれる経験だと思います。
「違い」に出会ったとき、すぐに否定せず、「そういう考え方もあるんだな」と一度受け止めてみる。
そんな姿勢が、海外生活をより充実させてくれるはずです。